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地域の時間

私たちが海外旅行をする際に気になるものに"時差"がありますが、これは地球上の各地点同士の時間の差のことで、経緯が15度で1時間の差になっています。

そのために各国ごとに異なる時間があってこれを"地方時"と言いますが、天文学の分野ではイギリスのグリニッジ天文台で示される世界共通の時間である"世界時"が使用されています。

ところで海外遠征をするスポーツ選手などは、何日も前から行って体を調整することができる場合は良いのですが、海外に行ってすぐにゲームをしなければならないことも多いため"時差ボケ"に弱いと万全の体調を維持することができなくなって結果にも大きなマイナスが生じてしまいます。

"時差ボケ"というのは体内時計の狂いから起こるものですが、これは日光を浴びることによってリセットすることができると言われています。

そこで遠征前の選手に人工の強い光を5、6時間浴びさせて当地の時間に体内時計を合わせるという方法も実際には行われているようです。

またアメリカのような東西に長くて面積の広い国では、同じ国であっても東部や中部、山岳部、太平洋岸、アラスカ、ハワイなどの間ではかなり時間のずれが生じるために国内を4つの地域に分割して、"ハワイ標準時"、"太平洋標準時"、"山岳地帯標準時"、"中部標準時"、"東部標準時"という5つのタイムゾーンを設けています。

コロラド州は"山岳地帯標準時"に属し、日本と州都デンバーとの時差は日本が先行する形で16時間あり、日本時間からこの時差を引いた時間がコロラド州の時間になりますが、毎年3月の第2日曜から11月の第1土曜日までの間は、日の出の早くなる夏季に時間を1時間早める"サマータイム"が実施されるために日本との時差もこの期間は15時間ということになります。

ちなみに"サマータイム"は、日本でも戦後すぐに実施されたことがありますが、結局うまくいかずに廃止されています。

けれどももし"サマータイム"を実施すれば、明るい時間帯に活動が開始されるためにエネルギーの節約効果が見込まれ、国単位での原油の使用がかなり減って地球温暖化の最大の原因と言われている温室効果ガスの大幅な削減にもつながることから国会での法案成立を推し進める動きもあるようです。

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