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習慣を考える

"郷に入れば郷に......"という諺があるように、昔から日本人は自分と異なる環境に入って行く場合には、とりあえずその環境の習慣に従って自分を合わせておく方が不要な摩擦を避けることができるという素晴らしい知恵をもっていました。

たとえば"タバコ"に関して言えば、日本では最近になって嫌煙権というものが認められるようになって公共の施設やスーパーマーケットなどでも喫煙者は所定の喫煙場所でしかタバコを吸うことができなくなってきましたが、くわえタバコで堂々と街中を歩いている人はまだまだ大勢いますね。

アメリカでは今では健康上の理由から喫煙者が少数派となっていて、日本以上に嫌煙権というものが強くなり、飛行機やバス、電車、レストランといった大勢の人が集まる場所だけでなく一般家庭でも喫煙のマナーに関しては徹底しているところがようです。

また、エレベーターの乗り降りが女性優先であったり、公共の出入り口で人よりも自分が先に出る場合には後ろの人の目の前でドアが閉まることのないように、ドアを押さえて道をあけてくれる人が多いとも言われています。

日本人は繊細な神経を持ち合わせているようなイメージがあるわりには、このような細やかな部分に気遣う人はあまりいなくて、反対に大雑把で合理的なイメージの強いアメリカ人にこのような習慣が根付いているのには驚く人も多いのではないでしょうか。

他にも私たち日本人にとって馴染みが薄いものに、ホテルやレストラン、タクシーで支払う"チップ"があります。

これは代金にサービス料が含まれている場合は支払う必要はありませんが、レストランやタクシーでは通常、代金の15~20%をテーブルの上に現金でおいたり、クレジットカードで代金と一緒に支払ったり、ホテルで荷物を運んでもらった場合には荷物1個につき1ドルを、ルームサービスでは5ドル程度をサービス料として支払うのが相場のようです。

1ドル札と5ドル札は、多めに持ち歩くようすると便利です。

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